高病原性鳥インフルエンザが確認された岐阜県山県市の養鶏場で、6日夜遅く、ニワトリおよそ5万羽の殺処分が終わりました。

 岐阜県によりますと、山県市内にある食肉用の養鶏場では1月4日、162羽のニワトリが死んでいるのが見つかり、その後の検査で致死率が高い高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されていました。

 5日午前から進められていたこの養鶏場のニワトリおよそ5万羽の殺処分が、開始から36時間後の6日午後11時半ごろに終了したということです。

 県は殺処分したニワトリの埋却や鶏舎の消毒といった防疫措置を、8日午前を目標に完了したいとしています。

 この養鶏場から半径10キロ圏内を、ニワトリや卵などの出荷を原則禁止とする「搬出制限区域」に設定しています。