2026年、愛知県内をメイン会場に行われる「アジア競技大会」について、主催者側に大会準備の進捗を伝える会議が開かれました。

 名古屋市では1月8日から2日間にわたり、主催者側のOCA=アジア・オリンピック評議会が大会準備の進捗についての説明を受ける会議が開かれ、あわせて競技会場などの視察も行われました。

 会議終了後の9日午後、記者会見が開かれ、主催者側は「非常に前向きな話し合いができた」と振り返りました。

 組織委員会側は大会の機運醸成について課題という認識を示し、主催者側からSNSやデジタルの活用について助言を受けたと話しました。

 組織委員会の村手聡事務総長は「しっかり成功に向けて、3年という短い中で実行していく、計画から実行・運営の段階に入っている」と話しました。

 また、組織委員会は経費削減のため選手村の建設を断念していますが、県内の様々な既存の施設に選手交流の場を設けることで主催者側と一致していることを明らかにしました。

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