9日午後、三重県鈴鹿市のアパートで住人の77歳の男性が死亡しているのが見つかり、首に絞められたような痕があることから、警察は事件の可能性があるとみて捜査しています。

 警察によりますと9日午後3時40分ごろ、鈴鹿市末広北のアパートの一室で、この部屋に1人で暮らすアルバイトの近藤康夫さん(77)が死亡しているのを、訪ねてきた親族が発見しました。

 近藤さんはリビングに仰向けで倒れていて、首に衣類が巻き付き、絞められたような痕があったということです。

 遺体を見つけた親族は、近藤さんと連絡が取れないことを心配して部屋を訪れたということですが、遺体は腐敗しておらず、死亡してから長い時間は経っていないとみられています。

 警察は10日、司法解剖をして死因などの特定を急ぐとともに、近藤さんが事件に巻き込まれた可能性があるとみて調べています。

【動画で見る】首に衣類が巻き付きリビングで仰向けに…アパートで住人の77歳男性が死亡 事件の可能性があるとみて捜査