能登半島地震の被災地・石川県七尾市を集中的に支援する名古屋市から、避難所の運営などにあたる職員60人が出発しました。

 名古屋市は様々な部署にまたがり七尾市を集中的に支援することを決めていて、15日朝、市役所から避難所で生活する被災者支援や建物の被害調査などに当たる職員60人が出発しました。

河村名古屋市長:
「東北の時は陸前高田市にまるごと支援をやってきまして、それが教訓になって『七尾市をお願いします』ということになりました。『徹底的に応援するでね』と(被災者などに)声をかけて、ご要望を聞いてきてやってちょうだい」

建物被害認定調査の支援に当たる職員:
「市民の方のために頑張っていただいている七尾市役所の方の手助けとなるべく、力を尽くしてまいります」

 名古屋市は、東日本大震災の際に岩手県の陸前高田市を「まるごと支援」したノウハウを生かすとしていて、今後も概ね1週間交代で職員の派遣を続ける計画です。

【動画で見る】陸前高田市への“まるごと支援”経験生かす…名古屋市の職員60人が七尾市へ出発 被災者支援や被害調査等に