自民党派閥の裏金事件を受け、自民党愛知県連は政治資金の透明化に向けて、これまで各議員に現金で渡していた活動費を今後は振り込み方式とし、収支報告書にも記載する運用に変更すると発表しました。

 自民党愛知県連は27日に執行部会を開き、一連の裏金事件を受けて県連内での政治資金の取り扱いについて話し合いました。

 県連では、議員個人に現金で渡していた政策活動費について資金の流れを透明化するため、今後は各議員が代表を務める地域支部や資金管理団体へ振り込み、収支報告書にも記載する運用に変更するということです。

 また、一連の裏金事件で起訴された衆議院議員・池田佳隆被告(57)の地盤である愛知3区の県議や市議にヒアリングを行った結果、池田被告から不適切な金を受け取ったと答えた議員はいなかったということです。