岐阜県山県市の養鶏場で、鳥インフルエンザが発生したことによるニワトリや卵の移動制限が29日、解除されました。

 1月5日、山県市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認され、この養鶏場のニワトリおよそ5万羽が殺処分されました。

 県は10km圏内の養鶏場でニワトリや卵の移動などの制限をしていましたが、その後新たな感染は確認されず、29日午前0時に全面解除しました。

 10km圏内にある養鶏場25カ所からの卵の出荷などが、可能になります。

 県はこれまでの調査で、養鶏場の換気扇の隙間から野鳥が侵入し、ウイルスが持ち込まれた可能性があるとしています。

【動画で見る】卵の出荷等が可能に…養鶏場で鳥インフルエンザが発生したことによるニワトリ等の移動制限解除 岐阜・山県市