将棋の藤井聡太八冠が、4日から新たな防衛戦の棋王戦が始まるのを前に、会場などを確認する検分が行われました。

 棋王戦五番勝負の第1局は、4日から富山県魚津市で行われます。このタイトルの初防衛を目指す藤井八冠に挑戦するのは、2023年の秋、竜王戦で戦った同学年の伊藤匠七段です。

 棋王戦は第1局の富山を皮切りに、金沢市、新潟市と地震の被害があった北陸地方での対局が続き、前夜祭で藤井八冠は被災地への思いを語りました。

藤井八冠:
「本当にこの大変な状況の中で準備をしていただいたけることを、本当にありがたく思います。被災地の方に楽しんでいただけるような将棋をお見せできれば」

 第1局は4日午前9時からです。

【動画で見る】藤井八冠「被災地の方に楽しんでいただければ」4日から棋王戦第1局 富山県魚津市で開かれた前夜祭で語る