愛知県稲沢市の国府宮はだか祭が2月22日に行われるのを前に、主役となる「神男」が決まりました。

 稲沢市の国府宮神社では11日午前9時ごろ、はだか祭の始まりを知らせる標柱が建てられました。

 その後、儺追殿で人々の厄を一身に背負う祭りの主役「神男」を決める選定式が開かれました。

 神男の経験者でつくる鉄鉾会の会員らが見守る中、県内から集まった6人の志願者が緊張した面持ちで「みくじ」を引き、神男は長久手市の自営業・大桑佑起さん(37)に決まりました。

神男に決まった大桑佑起さん:
「神男になりたいと思って20年目の節目なので、ようやくなれたという気持ち。今回は女性も出るということなので、元気に参加してもらえれば」

 大桑さんは神事の3日前から神社にこもり精進した後、裸男たちの中に飛び込みます。

【動画で見る】厄を一身に背負う…国府宮はだか祭の主役となる“神男”決まる 3日前から神社に籠って裸男たちの中へ