航空自衛隊岐阜基地の35歳の男性空士長が、同僚に土下座をさせたうえ、暴行を加えていたとして懲戒処分を受けました。

 航空自衛隊岐阜基地によりますと、第2補給処に所属する35歳の男性空士長は、2020年8月、同僚の男性隊員に対して土下座をさせた上で、脇腹などを複数回蹴る暴行を加え、全治2週間のケガをさせたということです。

 男性空士長はこのほかにも2回同じ隊員を暴行していて、聞き取りに対して「先輩隊員からの指導を反映していないことに逆上してしまった」と話していて、停職3カ月の懲戒処分を受けました。

 愛知県にある陸上自衛隊豊川駐屯地は、部品を落とした部下の隊員に対して足蹴りする暴行を加えたとして、3等陸曹の男性隊員(36)を停職1カ月の懲戒処分としています。

【動画で見る】同僚に土下座させ脇腹など蹴る…航空自衛隊の35歳男性空士長に停職3か月の処分 被害隊員は全治2週間のケガ