三重県紀北町では「マンサク」の花が見頃を迎え、一足早い春の訪れを告げています。

 マンサクの花はタコの足のように、にょきにょきと伸びるユニークな花で、紀北町中里にある海山郷土資料館の中庭で、例年とほぼ同じ2月初旬から咲き始めました。

 マンサクは、ほかの木々に先駆けて花を咲かせることから、「まず咲く」が訛ってマンサクと呼ばれるようになったといわれていて、春の訪れを告げる花として親しまれています。

 このマンサクは樹齢約40年、高さは4mほどで、長細い黄金色の花が枝いっぱいに開いています。

 マンサクの花の見頃は、3月10日頃まで続くということです。

【動画で見る】タコの足のように伸びるユニークな姿…『マンサク』の花が見頃に 樹齢約40年で高さ4m程の木に 三重