愛知県阿久比町の住宅で男性が殺害された強盗殺人事件で逮捕・起訴された男が、事件後に現場近くのコンビニで起きた強盗致傷事件に関与した疑いで、18日再逮捕されました。

 住所不定・無職の大谷将也容疑者(38)は2023年12月、阿久比町の住宅に侵入し、この家に住む派遣社員・林治彦さん(当時52)の首を絞めて殺害して軽乗用車を奪った強盗殺人などの罪に問われています。

 この事件の約1か月後、現場から1kmほど離れた半田市のコンビニでは、のこぎりのような刃物を持った男が押し入り、もみ合いになった女性店員がケガをしたうえ、現金約10万円が奪われる強盗致傷事件が起きていました。

 その後の捜査関係者への取材で、大谷容疑者がコンビニの強盗致傷事件にも関与した疑いが強まったとして、警察が18日午前に再逮捕したことがわかりました。

 警察は、大谷容疑者が林さんを殺害後も現場周辺に留まり、犯行を繰り返していたとみて調べています。

【動画で見る】男性殺害後も周辺に留まり犯行か…強盗殺人事件で逮捕・起訴された男 約1カ月後のコンビニ強盗事件で再逮捕