3日朝に台湾沖で起きた地震の影響で、愛知県と三重県の沿岸部では若干の海面変動が予測されています。

 気象庁によりますと、3日午前9時前に台湾沖で起きたマグニチュード7.7の地震の影響で、愛知県と三重県南部のいずれも外海で20cm未満の海面変動が予測されています。

 海面変動があっても被害の恐れはないとしていますが、海に入ったり海岸に近づいたりしないよう呼びかけています。

 中部国際空港では、午前7時半発の日本航空・那覇便が宮古空港に到着場所を変更しているほか、午前8時25分発の全日空・那覇便など3便が中部国際空港に引き返したということです。

那覇便に乗っていた家族:
「『セントレアに引き返します』とアナウンスが流れたので『えー』って感じで。(子供が)初めての沖縄だったのでかわいそうだなと。行けなかったのは残念ですけど、無事が一番なので」

 この後の便への影響はまだ分かっていませんが、国際線には影響はないということです。

【動画で見る】那覇行き等3便が中部空港に引き返す…台湾沖でM7.7の地震 愛知・三重の外海でも若干の海面変動の予測