「成人の日」の1月13日、各地で式典が開かれました。振り袖のスタイルは、時代とともに変化しているようです。

 フォトスタジオ「タートル」が行った、過去10年の成人式の振り袖のスタイルを解析したデータがあります。

 2016年は、赤やピンクがトレンドカラーでした。最近はだんだん黒や青、緑など“深い色”が好まれるようになったということです。

 その理由について、タートルは「赤やピンクは今も人気。ただ最近は『多様性』となり、他の人とかぶりたくないという意識が高く、色も増えている」ということで、2025年のトレンドカラーの振り袖は、重厚、伝統を感じる色になっています。

 振り袖にかける金額(レンタル料金)は、2015年は20万円未満の振り袖が97%でしたが、2024年は33%まで減少しました。

 これは「生地代、仕入れ値、流通の費用など、物価の高騰が振り袖にも影響している」ということです。

 他には、“ママフリ”=お母さんの振り袖を使う人も増えているということです。これも、他の人とは違う「個性化」の流れがあるということです。

【動画で見る】今のトレンドは重厚さや伝統感じる色…成人式の振り袖にも『多様性』かける金額“20万円未満”は33%まで減少