中日ドラゴンズの本拠地バンテリンドームナゴヤが、外野フェンス手前に、テラス型の観客席の新設を計画していることが分かりました。

 バンテリンドームナゴヤは、ホームベースからスタンドまでの距離が両翼で100m、センターでは122m、外野フェンスの高さは4.8mあり、12球団の中でもホームランが出にくい球場とされてきました。

 関係者によりますと、新たに外野フェンスの前にテラス型の席を設置する予定で、外野が狭くなることでホームランの増加が期待されます。

 このほか、内野側のファウルゾーンにもせり出すような形で客席を新たに設け、観客増加による収益アップもはかりたいとしています。

 正式に決定すれば、今シーズン終了から新しい客席の改修工事を進める方針で、2026年からの使用を予定しています。

【動画を見る】正式決定すれば今季終了から工事…“本塁打出にくい球場”バンテリンD 外野フェンス手前にテラス席の新設計画