1300年前から続く伝統行事…世界遺産・花の窟神社で「お綱かけ神事」大岩と境内の支柱を170m程の大しめ縄でつなぐ
三重県熊野市の世界遺産・花の窟神社で2025年2月2日、1300年前から続く伝統行事「お綱かけ神事」が行われました。
花の窟神社は、イザナミノミコトを祀る日本最古の神社と言われていて、お綱掛けは、高さおよそ45メートルの大岩と境内にある支柱を170メートルほどの大しめ縄でつなぐ神事です。
毎年、春と秋の2回、無病息災などを願い行われていて、三重県の無形文化財にも指定されています。
ご神体である大岩に結ばれた綱に触るとご利益があると言われていて、多くの参拝客が訪れました。
大岩に固定したしめ縄を氏子ら300人が海岸まで引っ張り、無事に境内にかけられました。