スタートアップ5社が、家庭ごみを肥料に再利用する実証実験などを行う施設が愛知県小牧市に完成し、2月3日、セレモニーが開かれました。

 日本特殊陶業の小牧工場に完成した「SUISO no MORI hub」では、スタートアップ5社が参加。水素社会・炭素循環型社会の実現を目指し、家庭ごみから水素や炭素を取り出して肥料などに再利用するなど、最先端の実証実験に取り組みます。

 名古屋大学発のベンチャー「CrossE」が取り組むのは、生ごみを炭化物に変えて肥料などに再利用するシステムです。

 1トンの生ごみを8時間で処理する技術がすでに完成していて、この施設で実用化に向けた試験を重ねていきます。

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