
JR東海は2月12日、東海道新幹線の防音壁などに設置できる、薄型の太陽電池を公開しました。
愛知県小牧市のJR東海の研究施設で公開されたのは、厚さが1ミリほどしかない、ペロブスカイトと呼ばれる「太陽電池」です。
薄く曲げやすいことから「防音壁」の形に合わせて設置することができます。
東海道新幹線は東西に長く走っていて、防音壁の面の部分が、太陽の光が当たりやすい南側に向いている場所が多いため、着目したといいます。
JR東海総合技術本部の担当者:
「太陽電池を設置することができなかった所にも導入することが可能になる。より広範囲で再生可能エネルギー由来の電気の生産が可能になる」
発電した電気は、駅の照明や空調などに使われる予定で、2050年までの導入を目指すということです。
【動画で見る】東海道新幹線の防音壁に設置可能…“薄くて曲げやすい太陽電池”JR東海が公開 2050年までの導入目指す