愛知県清須市の名鉄名古屋本線で2月12日夕方、電車が車両故障のため動けなくなり、乗客およそ240人が線路へ降りて、近くの駅に誘導されました。

 12日午後5時すぎ、名鉄名古屋本線新清洲駅と丸ノ内駅の間で、名鉄岐阜発豊橋駅行きの8両編成の快速特急が走行中にブレーキがかかり、動かなくなりました。

 電車は五条川にまたがる橋の上で止まり、後続の電車もあわせて240人の乗客が線路に降りて近くの駅に誘導されました。ケガ人はいないということです。

 この影響で、名鉄名古屋本線は名鉄一宮駅から須ケ口駅の間で運転を見合わせ、JR東海道線で振り替え輸送が行われましたが、およそ5時間半後の午後10時49分に運転を再開しました。

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