愛知県豊橋市の「新アリーナ」を巡って2025年2月21日、地元の武道競技の団体も、整備を要望しました。

 21日午後、豊橋市の柔道や弓道など、武道競技の5つの団体が長坂市長のもとを訪れ、現在使用している施設の老朽化などを理由に、武道館としての機能も持つ新アリーナの整備計画を継続するよう要望しました。

 長坂市長は「切実な声を聞かせていただいた」としましたが、新アリーナの整備を中止する考えに変わりはないと述べました。

豊橋市の長坂尚登市長:
「武道場については、いずれ建て替えは必要だろうと。具体的な検討については(新アリーナの)契約解除がされないと、できないと考えております」

 市は新アリーナの建設に伴い、計画していた豊橋球場の移転を見送るため、2024年度に計上していた新たな土地の取得費用など、およそ6億1000万円を減額する補正予算案を、2月26日から始まる3月議会に提出します。

【動画で見る】武道競技の5団体も継続を要望 市長は「切実な声」としつつも中止の考えに変わりなし 愛知県豊橋市