岐阜県瑞浪市と中津川市に2つのキャンパスを持つ中京学院大学は、キャンパスを集約して多治見市に移転する方針を決めました。2027年の移転を目指すということです。

 瑞浪キャンパスと中津川キャンパスに、看護学部や経営学部などを持つ中京学院大学は少子化で学生数が低迷していて、交通の便が良い多治見市にキャンパスを移転・集約することで学生の獲得と経費の削減を図ることを決めました。

 新しいキャンパスは、多治見市が小中一貫教育の導入に伴い閉校する、笠原中学校の跡地を予定し、現在の校舎をリノベーションするほか、一部を新築し2027年4月の移転を目指すとしています。

 中京学院大学の幹部は「東濃地域から人材を送り出す役割を今後も果たすため、生き残りを図りたい」と話しています。

【動画で見る】「生き残り図りたい」…中京学院大がキャンパス集約し多治見市に移転へ 2027年4月目指す 現在は瑞浪市と中津川市に