
岐阜県関市は、2000万円の補助金を出した「ご当地映画」の公開の見通しが立たないとして、兵庫県の会社に対し、全額の返還要請を検討していることが分かりました。
関市は2023年、観光PRを目的に市を舞台にした映画の企画を募集して、兵庫県豊岡市の企画会社の提案を採用し、2025年3月末までの公開を条件にあわせて2000万円の補助金を出していました。
映画は「モネの池」の通称で知られる観光スポットにちなんだ『名もなき池』のタイトルで、2024年10月には市内各地でロケが行われましたが、いまだ公開のスケジュールが示されていないということです。
市は、企画会社に公開予定や補助金の使い道についての質問状を送りましたが明確な回答がなく、2000万円全額の返還を求める検討をしています。
【動画で見る】ロケはするも一向に上映されず…市が補助金2千万円出した『ご当地映画』公開の目途立たず全額返還求める検討