
東海3県のほとんどの公立中学校で3月7日、卒業式が行われました。岐阜県高山市の中学校では、恒例の「卒業みこし」が行われ、卒業生たちの笑顔があふれました。
高山市の東山中学校で行われる「卒業みこし」は、40年ほど前から続く恒例行事で、担いでいるのは卒業する3年生、上に乗るのは先生です。
みこしは、お世話になった先生への感謝の気持ちを込めて、生徒たちが手作りで飾り付けをしました。
卒業生A:
「先生の家の近くにラーメン屋さんがあって、そのラーメンがめっちゃ好きらしいので、これにしました」
先生が喜ぶようにと考え抜いたみこしを担ぎ、雪がちらつく中、50メートルほどの花道を行進しました。
卒業生B:
「先生に感謝とか、あとは自分たちがこれから頑張るよという思いを込めました」
卒業生C:
「めっちゃ嬉しそうでよかったです。先生をこうやって送り出したからには、それに恥じないように頑張りたいなって」
先生:
「子供たちの愛を感じました。心も体も大きく成長したことを感じましたし、これから高校生活がはじまるので、自分の力で強く生きていってほしいなと思います」
【動画で見る】先生を乗せて卒業生が担ぐ…高山市の中学校で伝統の『卒業みこし』恩師への感謝の気持ちを手作りの装飾に込める