4月1日から2025年度となり、東海地方の企業でも、新入社員らが緊張した表情で入社式に臨みました。

 トヨタ自動車はEVをはじめとする新しい分野で開発を進めるため、技術職を中心に去年に比べておよそ500人採用を増やし、入社式には2010人が出席しました。

トヨタ自動車の佐藤恒治社長:
「トヨタを選んでくれて本当にありがとうございます。仕事の基本をしっかり覚えて、自分らしくみんなで成長していきましょう」

 入社式で佐藤恒治社長はクラウンの歴史に触れ、「信念を持ってよいものをつくり、お客さまに喜んでいただくことがトヨタの原点だ」と話しました。

 名古屋市にも2026年のアジア大会を見据え、前年よりおよそ250人多い993人の職員が新たに入庁しました。

 東区役所に配属された平光七海さんが、「誠実かつ公正に職務を執行すると誓います」と決意を述べ、広沢市長は「市民に奉仕できることを誇りに思ってほしい」と激励しました。

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