
フェンシングの「インターハイ岐阜県予選」で県立羽島北高校の選手同士が対戦した際、関係者が一方の選手に故意に負けるよう、指示をしていたことがわかりました。
岐阜県高校体育連盟によりますと、2025年5月10日に行われた6人総当たりで対戦する女子エペ個人の試合で、県立羽島北高校の選手同士が対戦し、それまで全勝しインターハイ出場が決まっていた選手が完封で負けました。
勝った選手は他校の2人と同じ勝敗で並びましたが、得点差で2位に入り、インターハイ出場を決めました。
試合後、他校の指導者らから「全勝の強い選手が一方的にやられるのは不自然だ」などと声が寄せられ連盟が調査したところ、関係者が一方の選手に故意に負けるように指示を出していたことがわかりました。
連盟はこの試合を無効とし、今週中に再試合が行われます。
【動画で見る】全勝選手が故意に完封負け…インターハイ予選の“同校対戦”で関係者が指示し相手は2位 連盟が無効とし再試合に