日本の棚田100選に選ばれた三重県熊野市の丸山千枚田で、棚田のオーナーらによる「田植えの集い」が行われました。

 高低差およそ100メートルの山間に千枚以上の棚田が並ぶ丸山千枚田では、保存活動として田植えや稲刈りなどを体験できる「オーナー制度」が導入されています。

 17日はあいにくの雨の中、県の内外から多くのオーナーらが集まり、ぬかるみに足を取られるなど泥だらけになりながら、昔ながらの手作業で田植えを体験しました。

 植えた苗は順調に育てば9月に収穫され、オーナーの元に届けられるということです。