岐阜県の笠松競馬場周辺で7月4日、競走馬の脱走などによる事故を防ぐための安全点検が行われました。

 笠松競馬場では2013年、脱走して一般道路に入った馬が軽乗用車と衝突して運転手が死亡する事故が発生し、その後も厩舎と競馬場とを結ぶ馬道で、馬が暴れて人の手を離れる放馬が相次いでいます。

 4日の点検では、放馬が起きた時の緊急連絡の方法や、サイレンなどの機器を確認しました。

岐阜県警岐阜羽島署の大地達也署長:
「いったん放馬が発生すれば、まさに治安に関わることですので。対策状況の検証、必要であれば改善を促していきたいと思っております」

 笠松競馬場では、抜本的な対策として、離れたところにある厩舎を競馬場と隣接する場所に移転する計画を進めています。

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