8日夜遅くに青森県で最大震度6強を観測した地震から一夜明け、県営名古屋空港では9日、青森便をキャンセルする旅行客の姿もみられました。

 青森空港発着便を運航している県営名古屋空港では、地震から一夜明け、欠航やダイヤの乱れなどはありませんでしたが、空港に来たものの青森旅行を取りやめた人もいました。

青森行きをキャンセルした人:
「来てみたんですけど、やっぱりちょっとあれだから、さっきキャンセルしたんです。帰れるかどうかも分からないので」

青森へ向かう人:
「食品関係で工場の視察に行くんですけど。(不安は)ありますね。行くか迷ったんですけれど、なかなか12月は忙しくて行ける日も限られているので、行こうかなという判断をしました」

 気象庁は、新たな大規模地震が発生する可能性が普段より高まったとして、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を運用開始以来初めて発表していて、今後1週間程度は同じ規模の地震への注意を呼びかけています。