南海トラフ巨大地震の発生に備え、名古屋のテレビ局がヘリコプターから撮影した映像を共有する訓練が13日、NHKも初めて参加して行われました。

 訓練は南海トラフ巨大地震が発生し大津波警報が発表された想定で行われ、民放4局とNHKのヘリコプターあわせて5機が担当エリアを分けて、愛知・三重両県の上空を飛行、撮影しました。

 東海テレビなど名古屋地区の民放4局は、巨大地震などが発生した際に空撮映像を共有する協定「名古屋モデル」を2019年に結んでいて、2025年度からは新たにNHKも加わり、初めて5局合同で訓練を行いました。

 13日の訓練は午後1時半から2時間行われ、5局はそれぞれ撮影した映像がスムーズに伝送できたかなどを確認しました。