自民党愛知県連は次の衆院選に向け、立候補予定者が決まっていない選挙区で公募を始めることを決める一方、連立を解消した公明党との協力継続にも含みを持たせました。

 自民党愛知県連は20日の執行部会で、愛知7区の支部長に前回の選挙で落選した鈴木淳司元総務大臣が就任したと報告し、2区、5区、11区では、2026年1月から支部長の公募を始めることを決めました。

 一方、前回公明党が候補を擁立した16区については公募を見送りました。

 丹羽秀樹会長は独自候補の可能性は否定せず、「公明党との連携が県内の議席確保に向けていいのか党本部との調整だ」と話しました。

 また、裏金問題を受けて中止していた県連の政治資金パーティを再開することも決め、参加費を全て銀行振込で受けつけ透明性を確保するとしています。

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