
JR東海は12月23日、名古屋と長野を結ぶ特急「しなの」の新型車両の量産に向けて、内装のデザインなどを発表しました。
特急しなのは現在の「383系」が導入されてからおよそ30年が経過していて、JR東海は23日の会見で、後継となる「385系」の量産先行車の内装デザインを公開しました。
コンセプトは「豊かな自然と文化の調和」で、外観はアルプスを駆け抜ける風をテーマしたデザインで、先頭車両は前面展望となっていて、四季折々の景色を楽しむことができます。
車内は木目のデザインを多く取り入れ、グリーン車の座席では背もたれがスライドしながら倒れ、後ろを気にせずに席を倒せるバックシェル式の3列シートを在来線で初めて採用しました。
385系量産先行車は2026年春ごろから走行試験を開始し、量産車の営業開始は2029年度ごろを目指しています。
※画像はJR東海提供
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