衆院選の投開票まであと4日です。鈴鹿市や亀山市などの『三重2区』では、過去3回の選挙で自民と野党の候補者が入れ替わるように勝利していて、注目の選挙区となっています。今回は前職2人と新人の争いとなっています。

■中道・下野氏 「クリーンな政治」目指す
中道・前 下野幸助氏:
「高市さんのお金じゃないんですよ。国民の税金で、また選挙をするんです」

 急な解散・総選挙に怒りをにじませるのは、中道の前職・下野幸助さん(49)です。初めて立候補した前回の選挙では、対立候補をおよそ5000票差でかわし、見事初当選しました。

 下野さんが一貫して目指すのは「クリーンな政治」の実現、企業・団体献金の見直しを訴えます。

中道・前 下野幸助氏:
「中道改革連合で、政治改革も推し進めていかなければなりません」

 そんな下野さんにとって大きく変わったのが、選挙前に結成された新党からの立候補です。選挙戦でも、公明党の地元市議らが応援に。

公明・船間涼子鈴鹿市議:
「心は合致をしております。下野幸助を小選挙区で勝たせてください」

 公明党の支援もあり、当初期待を寄せていましたが、いま痛感しているのが…。

中道・前 下野幸助氏:
「中道という政党がまだまだ浸透しきれていない。相手陣営の追い風をすごく感じます。こちらは追いかける側ですし、チャレンジャーなので」

■自民・川崎氏 “高市旋風”の追い風は…
 これまで三重2区は、区割り変更後の2017年以降、野党と自民で勝敗が入れ替わってきました。今回、高市旋風で追い風と言える情勢の自民党ですが…。

自民・前(推=維)川崎秀人氏:
「決してわれわれ自民党が有利ということではなく、まさに接戦、むしろ私は背中を追いかけている立場なんじゃないかなと思っています」

 自民党の前職・川崎秀人さん(44)は前回、「裏金問題」の大逆風を受け、小選挙区で敗北。比例復活に回りました。

 曾祖父の代から続く政治家一家で、その4代目の川崎さん。世襲批判もある中、選挙戦では、高市内閣でデジタル大臣政務官を務めた実績をアピールします。

自民・前(推=維)川崎秀人氏:
「われわれがやりたいこと、日本を守ることです。積極的に守っていくことこそ、この日本の経済成長になると信じています」

 寒い選挙戦を、お手製ドリンクを武器に議席奪還に挑みます。

自民・前(推=維)川崎秀人氏:
「ハーブティーに蜂蜜とショウガも入れて。(Q.手作り?)はい、朝からやっています」

■参政・水谷氏 消費税とインボイス廃止訴える
 前職2人に戦いを挑むのは、参政党の新人・水谷幸泰さん(52)です。自ら選挙カーを運転し、街頭演説の準備を進めます。

参政・新 水谷幸泰氏:
「減税はしっかりやる。給付金をちらっと渡すようなレベルではもう駄目なのが、この日本経済だと、皆さま日々の暮らしでお感じになっているのではないでしょうか」

 選挙戦では、消費税やインボイス制度の廃止を訴える水谷さん。去年10月に出馬が決まってからは、毎朝街頭に立ち、アピールを続けてきました。

参政・新 水谷幸泰氏:
「今までこの三重2区に関しては、自民党さん、以前は立憲民主党さんと、大きく2択の選挙であって。第三の選択肢として、しっかりとした政策を打ち出しながら実行していく参政党で、水谷幸泰で勝負したいですね」

 衆院選の投開票まであと4日です。