岐阜県の神戸町に、様々な種類の特産のバラをそろえる生花店があります。この生花店には、コロナ禍で結婚式や披露宴を行えなかった男性から「100本のバラ」の注文が続々と入っています。

 自然豊かな緑に囲まれた岐阜県安八郡神戸町(あんぱちぐん・ごうどちょう)。バラの栽培が盛んで、約300品種3300株のバラが植えられた「ばら公園いこいの広場」など、まさにバラの町です。

【画像20枚で見る】バラの産地の生花店にコロナ禍で結婚式断念した男性から注文入る『100本のバラ』

 町の東部にある「フローラル花夢館 神戸店」。約1000坪の敷地に、観葉植物や切り花など400種類以上の花が並びます。

 通年扱っているという神戸町産のバラは、珍しい青いバラ「ロイヤルブルー アバランチェ」(495円)など、約25品種そろえます。全国でも有名な神戸町のバラは、長持ちすると評判です。

 広大な敷地に並ぶ、バラの生産ハウスへ。中には、2メートル以上伸びたバラも…。つぼみの状態で出荷されるといいます。

 バラと言えば、憧れるのがプロポーズなど特別な記念日に女性に贈る「100本のバラ」。今年は、コロナ禍で結婚式や披露宴ができなかった男性からたくさん注文が入っているといいます。

 特別な日にも強いバラを、たくさん揃える生花店です。