接種の“前倒し”…東海3県対応分かれる 愛知「間隔6カ月に」岐阜「前倒しできない」三重「考えていない」
愛知県は新型コロナワクチンの3回目接種について、接種間隔を「6カ月」に前倒しするとし、高齢者施設や障害者施設の関係者には年内にも接種を開始するとしました。
岐阜県は3回目接種の「前倒しはできない」としています。理由としては、現状、岐阜県には前倒しした分に回せるワクチンがないためで、高齢者施設などの関係者を対象にした3回目用のワクチンは1〜2月以降に到着予定とのことです。
三重県でも、現時点で「前倒しでの接種は考えていない」としています。ちなみに三重県内では、2回目接種から8カ月以上が経った人への3回目接種が6日からようやく始まっています。
海外では感染の再拡大やオミクロン株の広がりを受けて、すでに接種間隔の前倒しの動きがあります。
イギリスでは、2回目からの接種間隔を6カ月から「3カ月」に大幅に短縮。韓国では60歳以上の人を「4カ月」、60未満の人は「5カ月」とそれぞれ短縮しました。またフランスでも6カ月から「5カ月」に短縮しています。
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