新聞離れで“部数激減”…東スポが新たな活路に『スタミナ餃子』愛知県内でも販売へ「意外性で勝負する」
新聞の一面を世間で話題に上る記事で飾ってきた「東京スポーツ」が、ニンニクを大量に使った「スタミナ餃子」を発売し、名古屋に初上陸しました。
東京スポーツ新聞社文化部の担当者:
「なんで新聞社が餃子なんだと。『東スポ』が餃子!?本当にうまいのかと」
まったく畑違いの新聞社「東京スポーツ」です。1袋50個入りのパッケージには「うまい!餃子」「ニンニクマシマシ!」とまさに一面のようなデザイン。
先週、名古屋初上陸を記念したイベントでSKE48の2人が実食しました。
あのソウルフードが缶詰に!愛知県安城市の『北京本店の北京飯』完成まで1年半かけ自慢の仕上がりに
SKE48の熊崎晴香さん:
「おいしい!口に入れた瞬間からブワッとニンニクの香りがすごくて」
SKE48の太田彩夏さん:
「噛めば噛むほど、甘味とうま味が出てきます」
東京スポーツ新聞社文化部の担当者:
「独自の報道スタイルということでやらせていただいておりますが、昨今のコロナ禍と新聞不況というところで(発行数などが)激減といいますか、ネットの報道が盛んになりまして、新聞を手に取る方々が非常に少なくなっているなと」
東スポと言えば「カッパ発見!」や「プレスリーは生きていた」など、世間をざわつかせた一面を飾ってきました。
18日の紙面でも、競争馬を伝説のボクサー、マイク・タイソンに例えるなど、独自の報道スタイルを貫き、その精神で始めたのが「餃子販売」でした。
東京スポーツ新聞社文化部の担当者:
「全然違うところで、それも我々が意図しているところでございまして。意外性というところで勝負していく」
新聞離れに活路を見出そうと、取締役の編集局長のひらめきから生まれたということですが、今年9月にネット通販などで販売を始めると、SNSなどで瞬く間に広がり、今では全国107店舗で展開されるほどに。
特徴は、青森県産のニンニクが通常の餃子の3倍も入ったパンチ力。それに国産の豚肉と野菜がたっぷり入ったジュージーなスタミナ餃子です。
SKE48の熊崎晴香さん:
「アイドルでもニンニク大好きなんです。野菜もかなり量が入っているので、女性にとっては野菜もとれるし、ニンニクで疲労回復とか肌にもいいので」
愛知県内では今後、スーパーや量販店で順次販売されるということです。