26日、愛知県で初めてオミクロン株の陽性者が2人確認されました。

 尾張地方に住む10代と40代の女性で、2人は同居の親子。12月24日に新型コロナの感染が確認されていました。

 このうち10代の女性は、新型コロナワクチンは接種していませんでしたが、40代の女性は2回接種を終えていたそうです。海外渡航歴はなく感染経路は不明ということから、愛知県は「市中感染」による感染とみています。

 この2人以外に愛知県では現在、オミクロン株に「感染の疑いがある」という人が5人います。

 愛知県では25日に3人、26日に2人に感染の疑いがあると発表していて、現在ゲノム解析が進められています。このうち、日曜日に発表された2人のうち1人は、26日にオミクロン株が確認された女性2人の同居家族です。

 残る4人について、今のところ愛知県は詳細を公表していません。

 大村知事は27日午後夕方に開いた会見の中で、感染疑いの5人のゲノム解析の結果はまだ出ていないと話し、28日以降結果が確定次第、発表するとしています。

『オミクロン株』はこれまでとどう違うのか…感染力・ワクチン効果・重症化リスク 現在分かっている特徴は