新型コロナの第6波が拡大する中、東海3県で揃ってまん延防止等重点措置が適用されることになりました。

 期間は1月21日から2月13日までです。各県のどのエリアに適用されるのかまとめました。

 愛知では、県内の52市町村が対象となる予定で、感染状況が落ち着いている東栄町、豊根村は対象となりません。

 岐阜は地域を限定することなく、県内全域が対象となります。

 三重県は県内の24の市と町が対象で、感染状況が落ち着いている尾鷲市、熊野市、紀北町、御浜町、紀宝町は対象となっていません。

 飲食店に出される要請は、これまでの「まん延防止」とは違う点があります。愛知・三重では、感染防止対策が行われていると県が認めた「認証店」が、お酒の提供「あり」か「なし」かを選択できるようにしたことです。

 愛知と三重の認証店で「お酒の提供あり」を選んだ場合、営業時間は午後9時までとなります。「なし」の場合は午後8時までです。

「あり」か「なし」かは店側の判断で決めることができ、「なし」を選んだ場合は「あり」を選んだお店よりも多い協力金が支払われるということです。

 非認証店に関しては、お酒の提供は認められず、午後8時までの時短営業が求められます。

 岐阜県は愛知・三重と違い、認証店・非認証店にかかわらず営業時間を一律で午後8時までとし、全ての飲食店でお酒の提供をしないよう要請しています。