愛知県岡崎市に、焼き芋の名店が並ぶ街道があります。「芋街道」の店舗の１つ、「カフェ柚子木（ゆずき）」は、開放感あふれるテラスで「ミルクスイート」や「白安納」など、様々な焼き芋が楽しめる山小屋風のカフェです。

■「ミルクスイート」や「白安納」など…種類豊富な焼き芋が人気のカフェ
　2020年に、愛知県岡崎市内の焼き芋を販売する店が、食べ比べを提案する「おかざき焼き芋街道」を結成。2021年12月には地元のタウン誌でも紹介されるなど、徐々に知名度を上げています。

【画像20枚で見る】焼き芋の名店並ぶ『おかざき焼き芋街道』のじっくり焼き上げたホクホク焼き芋

そんなおかざき焼き芋街道の１つ、「カフェ柚子木」は、岡崎市の東部にある、自然豊かな額田地区にあるログハウス風のお店です。
店主:
「溶鉱炉の鋳物壷で、遠赤で焼いています。芋はその時仕入れてある芋を。鳴門金時・紅はるか・白安納・ミルクスイートです」
　芋は、両端をカットして焼く前に湧き水にさらします。長時間焼くと水分が飛んでしまうため、このひと手間が重要。湧き水に一日さらすことでアクも抜けるといいます。
一晩さらした芋をアルミ箔で包み、遠赤外線効果で芋を芯から温めてくれる溶鉱炉の壷で、24時間じっくり焼きます。焼き上がった「ミルクスイート」（300～500円）は、見た目からもホクホクなのがわかります。

女性客:
「トロトロで美味しいです」

別の女性客:
「甘くてとっても美味しくて。大きくても全然食べられちゃう」
希少な「白安納（しろあんのう）」（300～500円）も、しっかり中まで焼きあがっています。この時期はお客さんの多くが、焼き芋目当てです。

■「紅はるか」にカスタードクリームをのせて…焼き芋を使った自慢のブリュレ
　焼き芋を使ったスイーツも自慢。「焼きいもブリュレ」（1000円）は、カットした「紅はるか」の上にカスタードクリームとザラメをのせ、ピザ釜で焼いた後にバーナーで炙っています。

男性客:
「トロトロ。丁度いい甘さ」
思わず笑顔があふれる美味しさです。店主は、手間がかかっても「額田まで来てよかった」と言ってもらえるような焼き芋を作っていきたいと話します。