自宅療養者急増で配送追い付かず…1日2回だった食料の配送サービスが『1日1回』に 3食中1食レトルト
新型コロナウイルス感染者の愛知県の自宅療養者は第6波の初め、12月28日は14人でしたが、1月30日に初めて3万人を超え、2月9日には3万9954人とピークに達しました。2月23日時点では3万1949人でした。
岐阜県のピークは2月17日の4973人で23日時点では4626人、三重県のピークは2月11日の5816人で、23日時点では5385人となっています。3県とも2月に入ってピークを迎えています。
自宅療養者数が高い水準で推移する中、名古屋市では自宅療養者向けにこれまで1日2回行っていた食料の配送サービスを、1月25日から「1日1回」に減らしました。自宅療養者の急増で配送作業が追い付かないためです。
「3食分」は維持しているものの、食料の内容が少し変更されています。
これまでは朝食用のパンが1食、昼・夕食用の「弁当」が2食でしたが、配送回数が1回になったことで1食分は保存ができるレトルト食品に変わりました。
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市の担当者は、食料の配送は自宅療養者の安否を確認する機会にもなっているとして、「できることであれば2回の配送に戻して、療養者の状態もこまめに確認したい」と話しています。
ただ、今の時点では2回配送に戻すメドは立っていないということです。