春告草といえば「梅」、3月3日は「桃」の節句、3月中旬を過ぎると「桜」の季節がやってきます。ところでこの3つの花の違い、皆さんは詳しく知っていますか?今回は人に教えたくなる「梅・桃・桜」の見分け方ご紹介します。

 まずは、花びらです。梅は丸い形ですが、桃はとがっています。そして桜は、ハートのように先が割れた形をしています。

 開花時期は、“春告草”といわれるだけあり、梅が最初。桃と桜は同じ3月中旬ですが、桃から桜の順番で開花する事が多い傾向にあります。

 花の「軸」にも注目してみましょう。

 梅はそもそも軸がなく、枝にへばりつくように咲いています。桃の軸は短い一方、桜は緑の軸が長く、下を向くように咲くのが特徴です。確かに、桜を下から眺めると、花がこちらを向いているような気がします。

 これからの季節に楽しめる3つの花のそれぞれの特徴を知ると、また違った見方ができるかもしれません。

出典:ウェザーニューズ