女子ソフトボールはこの春から新リーグ「ジャパンダイヤモンドリーグ(JDリーグ)」が始まり、熱戦が続いています。東京五輪で金メダルを獲得した、トヨタレッドテリアーズの後藤希友(みう)選手も活躍していますが、チームやリーグを知ってもらおうと、最近SNSでの情報発信に力をいれています。

 東京五輪で一躍ヒロインとなった、名古屋市出身の後藤希友選手。あれから8か月がたった今、次のステージ・JDリーグでの戦いが始まっています。

 大舞台を経験し、後藤選手は「ソフトボール界を引っ張っていける一人になりたい」と、新たな気持ちが芽生えたようです。

 2022年から新たに発足したJDリーグは、これまでの日本リーグから4チーム増えた16チームが参加。年間29試合を戦います。そのうち5チームが東海地方からです。

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 後藤選手が所属するトヨタレッドテリアーズは、4月3日にシオノギレインボーストークス兵庫と対戦。後藤選手は持ち味のコントロール抜群の力強いストレートと、バッターのタイミングを外すチェンジアップで好リリーフし、チームも3連勝と絶好調です。

後藤選手:
「私自身の今シーズンのモットーが、昨年度よりいい結果を出すということなので、1番は防御率にこだわって戦っていきたいなと思っています」

 そんな後藤選手が最近、力を入れているのがSNSです。

後藤選手:
「SNSはソフトボールに関係なしに世界中の方が使われるので、ちょっとでも記事を読んでもらうだけでも、知ってもらえたら嬉しいなと思ってSNSはあげるようにしています」

 TwitterやInstagramでPRする後藤選手。カラフルなグローブは、大好きなKーPOPグループ・TWICEのメンバーカラーに。

後藤選手:
「アップの時も音楽が流れて、K-POPのTWICEとかBTSが流れて、みんなで踊ったりとか」

 今回の取材では、PRのためにBTSのダンスを披露してくれました。

後藤選手:
「自分はバスで移動中にずっと見て、頭の中でずっと踊っています」

 トヨタレッドテリアーズは、JDリーグ前半戦の山場となる試合がいよいよ10日に行われます。

後藤選手:
「(豊田自動)織機さんはすごいスイングをかけてくる選手が多いので」

 対戦相手、同じ愛知県のチーム豊田自動織機シャイニングベガには、リーグナンバーワンの元気の持ち主が…。

須藤選手:
「ごっつ!(後藤)絶対打つよ!パワー」

 ムードメーカーの須藤志歩選手。

 試合でもやるという、なかやまきんに君のモノマネも披露してくれました。

須藤選手:
「まず私が一番バッターとしてチームを盛り上げて、最後『パワー』できるように頑張りたいと思います」

後藤選手:
「もっといろんな世界中の方に、ソフトボールを知っていただけたらいいなと思いますので、これからもよろしくお願いします」

 トヨタと豊田自動織機は、10日に愛知県一宮市の平島公園野球場で行われます。