愛知県豊橋市出身の松平健さんは、「暴れん坊将軍」や「マツケンサンバ」など、俳優や歌手として常に輝き続けてきた大スターです。そんな芸能生活48年の松平さんがこの春から東海テレビの情報番組「スイッチ」で街歩きの企画「マツケンさんぽ」をスタート。この企画を受けた理由はコロナでドラマや舞台が中止になり、ファンとの触れ合いが減ったことがありました。

■きっかけは暴れん坊将軍の終了…街歩き企画のオファーを受けたワケ

 東海テレビの情報番組「スイッチ」で、この春に始まった「マツケンさんぽ」。愛知県豊橋市出身で御年68歳の松平健さんが、街の人たちと触れ合います。

【画像20枚で見る】“マツケンさんぽ”オファー受けた背景にコロナ禍…街を歩く松平健さん

 今回、このオファーを受けたきっかけは、長年続けてきた「暴れん坊将軍」の終了だったといいます。

松平さん:
「やっている間は、将軍様のイメージを大事にしていた。“暴れん坊”が終わった時点で、色んなことをやろうって。ただ、コロナになって舞台が中止、ドラマも中止になり、ファンの人と会う機会がなくなっちゃった。そういうこともあり、できるだけオファーがあったら受けようと」

松平さんは、2020年にYouTubeで「マツケンTube」を始めました。チャンネル登録者数は13万人で、松平さんが動画の中ではじけています。

■家庭に笑い声があるのがいい…子育てをしていて幸せを感じる瞬間

 松平さんは、子育てをするパパでもあります。

松平さん:
「(息子は)中学3年です。だからもう、今年(の春から)高校1年」

 松平さんが子育てする中で感じる幸せ…。

松平さん:
「家庭に笑い声があるっていいですね。大人同士も同じ趣味を見つければ、笑えたりしますよね」

 今は韓流ドラマにハマっているという松平さんに、苦手なモノを聞きました。

松平さん:
「(苦手なのは)トークですね…。だから、ひとりでじっとしていても平気なんですよ、私は」

■ハンバーグに豆腐を入れて…子供のお弁当に作っていたフワフワの“豆腐バーグ”

 10代のころ名古屋の寿司店で働いていた松平さんは、料理の腕も持っています。

松平さん:
「(子供が)小さい時はお弁当を作っていました。ハンバーグは豆腐を入れて、“豆腐バーグ”。鶏のむね肉、柔らかい肉に豆腐を足して…。すごくフワフワなハンバーグ」

 息子さんに、野菜を食べてもらうために何か工夫はしていたのでしょうか。

松平さん:
「いや、(野菜が)嫌いだからそんなに考えないで、青汁とか飲ませて…」

■少しでも笑顔を届けたい…こんな時代だからこそ笑顔を届けるのが自分の仕事

 常にトップスターとして活躍してきた芸能生活48年の松平さん。大切にしている言葉は「咲顔(えがお)」です。

松平さん:
「これ(咲顔)で“えがお”って読んでいただければ…。笑顔いっぱい咲かせましょう」

 コロナの感染拡大に、ロシアのウクライナへの侵攻など、最近は暗いニュースが続いています。

松平さん:
「そういうニュースを見ると落ち込みますけど…。こういう世の中なので、少しでも皆さんに笑顔を届けて、笑顔になってもらいたいって。それが自分たちの仕事だと思います」

 松平さんは、たくさんの笑顔を届けるために、皆さんの街を訪ねます。