様々なものの値上がりが続いていますが、食卓に欠かせない「玉ねぎ」も、気軽に買えないほど高騰しています。

 名古屋市中央卸売市場によりますと、去年2021年5月は1キロ80円で取引されていましたが、2022年5月9日時点では1キロ235円で取引されたということです。1年で3倍近くにも取引価格が上がっています。

 燃料の値上がりによる輸送費の高騰など様々な要因がありますが、原産地の北海道での不作が影響しています。

 北海道では去年猛暑が続いて雨の量が少なく、玉ねぎが成長しなかったということです。

 スーパーでの店頭価格について名古屋市中区大須の「サノヤ」に聞くと、1年前は1ネットに概ね3,4個入って税込み162円でしたが、5月10日の価格は1ネット3玉で税込み323円で販売されているということです。

 こうした物価の値上げが相次ぐ中、愛知県大府市は水道の基本料金を半年間無料にするという緊急支援策を打ち出しました。

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 対象は市内に住む人や事業所で、今年9月分から半年の間、水道の基本料金が無料となります。値下げは一般家庭の場合、半年間で3600円(税抜き)ほどになります。