銀などの金属にガラス質の釉薬乗せ焼き上げる…伝統工芸『七宝焼』の窯元が作るアクセサリー 体験教室も
愛知県津島市の「太田七宝」は、尾張地方の伝統工芸・七宝焼の窯元です。この窯元では、銀などの金属にガラス質の釉薬(ゆうやく)を乗せて焼き上げたブローチなどのアクセサリーを販売しています。
■銅や銀にガラス質の原料を乗せて焼く…伝統工芸・七宝焼のアクセサリー
1887年に創業した、愛知県津島市の七宝焼の窯元「太田七宝」。
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この窯元では、尾張地方の伝統工芸・七宝焼でアクセサリーなどを作っています。
6代目の野中さつきさん:
「七宝焼は、『焼き』とつくと陶器を思い浮かべると思うけど、金属を使った焼き物」
銅や銀といった金属に、ガラス質の釉薬を乗せて焼き上げる七宝焼。津島市の花である藤をあしらったアクセサリーなどは、津島市のふるさと納税の返礼品にもなっています。
七宝焼の体験教室(1100円~)が随時開催されていて、初心者でもできるキーホルダー作りも。
まずは、銅板の上に釉薬を乗せ、ガラス片を置いて藤をイメージした絵柄を描きます。
800度の窯に入れ1分焼くと、丸いキーホルダーが完成しました。
「太田七宝」では、体験教室を随時開催していて、マグネットクリップやフォークなどを作ることもできます。