総額は数十億円!金製品が一堂に集まる「大黄金展」が名古屋市中区の百貨店で開かれています。ウクライナ危機などで高騰する金製品がよく売れているようです。

 まばゆい輝きを放つ王将、木ではなく純金製です。駒40枚セットで4173万円。

 ウクライナ情勢の悪化や円安の加速で、より人気が高まる金製品を1000点以上集めた「大黄金展」が、中区の松坂屋名古屋店で開かれています。

【画像で見る】デパートの“大黄金展”で客が熱視線 5年前と比べ金価格2倍に

 中でも注目は、懐かしのテレビアニメ「マッハGoGoGo」のマッハ号。お値段はゴーゴーだけに550万円。

 会場で金額が一番高いのは、純金のサッカーボールで、金額は6952万円。直径22センチの実物大で、3キロの純金が使われています。

ゴールドショップ松坂屋名古屋店の店長:
「世界情勢、ウクライナの問題や、あとは円安の円相場の動向と要因がございまして、5年前と比較したときに金価格が2倍になっている」

 金の価格はコロナが流行した2020年から高騰し始め、2022年4月に金1グラム当たり8969円と過去最高値を更新。その後も8000円台の高値が続いています。

買いに来た男性:
「金を(買おうと)ずっと考えていたんですけど、子供やもしくは将来の孫のために心が揺れ動いています」

店長:
「いま現在の世界情勢、金価格を加味したときに、専門家の方がお話しするように今後も上昇傾向は期待できるのかなと思います」

「大黄金展」は6月13日まで開かれています。