
三重県桑名市にある「桑名宗社(くわなそうしゃ)」は、地元の人から「春日さん」と呼ばれる歴史ある神社で、名刀「村正」が納められています。
■470年経っても変わらない輝き…桑名で作られたという名刀「村正」

三重県桑名市にある「桑名宗社」は、通称「春日神社」と呼ばれ、地元の人たちに親しまれています。
【画像で見る】470年経っても変わらぬ輝き…桑名宗社の名刀『村正』 不吉な事起こる“妖刀”とも

桑名宗社の宮司:
「桑名で一番古い神社。特徴は右と左にお賽銭が二つある。右と左全く違う神社」
「桑名宗社」は、二社からなる神社で、向かって右側の「桑名神社」は1900年の歴史を誇り、左の「中臣(なかとみ)神社」は、700年前に奈良の「春日大社」の神様を祀ったという神社です。

この神社には、伝説の宝物があります。
同・宮司:
「『村正』。桑名の刀工、桑名でほとんど作られた。『妖刀』とも呼ばれます」

室町時代から江戸時代にかけて作られた「村正」は、名刀として名高い一方、持つと不吉なことが起こる「妖刀」とも呼ばれていました。

桑名宗社の村正は、470年経っても輝きが変わらない美しい刀です。