岐阜県関市の家具メーカーと土岐市の陶器メーカーがコラボし、互いの強みを生かした「コーヒードリッパースタンド」が誕生しました。

 岐阜県関市の「杉山製作所」は、過去に自動車部品などを製造してきた経験を生かし、これまで鉄を使ったイスやテーブルなどの鉄家具を数多く製造してきました。

 今回、新たに土岐市の老舗陶器メーカー「カネコ小兵製陶所」とコラボして製作したのが「ドリッパースタンド」。互いの特技を生かして作られた商品は、見た目がユニークなだけでなく、スゴい機能が隠されています。

【動画で見る】家具と陶器のメーカー同士がコラボ…互いの強み生かした『コーヒードリッパースタンド』随所に味へのこだわり

杉山製作所の担当者:
「ドリッパーに“なみなみ”があるんですけれども、なみなみを細かくして、ペーパーがくっつきにくいような形になっています」

 一般的な商品より凹凸部分である、なみなみの数を多くしたことで、ドリッパーからフィルターが浮いた状態になり、空気の通り道ができて、しっかりと蒸らすことができるようになるそうです。

 角度にもこだわりがあるといいます。

杉山製作所の担当者:
「ドリッパー自体の角度を55度。そうすることによって、中にコーヒーの粉を入れた時に粉の層が厚くなるようなつくりになっています」

 一般的なドリッパーは概ね60度ですが、この商品は55度と少し傾斜がきつめです。角度を急にすることで中心にコーヒーの粉が集まり層が厚くなるため、コクや深みが増すそうです。

 そして誰でも簡単に淹れられるようにとこだわったが穴の大きさです。穴を小さくすることで、お湯が落ちる量が制限されて一定のスピードになります。注ぐ量を細かく調整しなくても入れることができるといいます。

 今回はコーヒーのプロ、関市の自家焙煎珈琲店の協力を得て、通から初心者まで使えるようアドバイスをもらいました。

カフェ・アダチのオーナー:
「ドリッパーの形状はとにかく味がブレないように、おいしさをより引き出せるように監修しましたので、初めてペーパードリップをしたいという方にもしっかり使っていただけるセットになっています」

 インテリアにも使えるようにと、伝統的な焼き物の渋さを生かしたものから、モダンな雰囲気のものまで、3色をラインナップされています。