愛知県の新型コロナ第7波の患者を年代別で見ると、6月21日から7月24日の間で、10歳未満が全体の16.3%、10代が18.9%と、子供たちに他の年代より高い割合でコロナが広がっているのがわかります。

 子供を巡る感染症はもう1つ流行しています。あいち小児保健医療総合センターの伊藤医長は「RSウイルス感染症の大流行も起きている」と話しています。

 RSウイルスは乳幼児を中心に感染が広がり、重症化すれば呼吸困難などの症状も引き起こすウイルスです。

【動画で見る】新型コロナが子供に広がる中…小児科医「RSウイルス感染症の大流行も起きている」重症化すると呼吸困難も

 愛知県衛生研究所によると、7月17日までの1週間では1097人の感染が判明しています。グラフからも急激な伸びが見て取れますが、異例の流行とされた2021年の夏の最も多い時より、300人以上増えています。

 対策としてはコロナと同様、「手洗いとマスク」です。日常的にしている基本的な感染対策の徹底が大切です。