8月4日は今年2度目の土用の丑の日です。「夏バテ防止に」と、うなぎではなく韓国の鶏鍋「サムゲタン」を出している飲食店がありました。

[korean kitchen カブ韓]の担当者:
「(韓国には)ポンナルという日がありまして、土用の丑の日のようなイベント。『じゃあこの日はサムゲタンを食べようか!』って日になるみたいです」

【動画で見る】韓国版“土用の丑の日”が存在…夏バテ防止で韓国料理店が『サムゲタンフェア』現地ではタッカンマリも定番

 韓国にも、伏日(ポンナル)という韓国版の土用の丑の日が存在。7月から8月にかけ全部で3日間あり、その日はサムゲタンなどのスタミナ食を食べる風習があるといいます。

 この猛暑を乗り切るため、愛知県刈谷市の韓国料理専門店では、この夏サムゲタンフェアを開催。

[korean kitchen カブ韓]の担当者:
「薬膳や漢方、ニンニクなども入っていますので、非常に健康にもよくて夏バテ防止にもなります」

 通常のサムゲタンは鶏肉にもち米、高麗ニンジン、なつめなどを入れて、鶏のだしで長時間煮込んだものですが…。

[korean kitchen カブ韓]の担当者:
「自家製の牛骨からだしをとったスープを使っております。コクが出ている牛骨スープで丸鶏を煮込むことで、より味にコクがある作りになっています」

 牛骨スープで煮込むことで鶏の臭みを消し、より日本人の口に合う味付けに仕上がっているといいます。

 鶏の中に詰めるのは定番の「もち米」ではなく白米に。そうすることで米が溶け込まず、スープ本来の味を楽しむことができるそうです。

 サムゲタンのほかに、同じく鶏を丸々一羽使ったタッカンマリも、韓国では土用の丑の日の定番だといいます。

[korean kitchen カブ韓]の担当者:
「なかなか韓国に行けないお客さまが、本場の味を本場の雰囲気で楽しみながらポンナルを経て、満足してもらえれば良いかなと思っております」

 韓国の食文化を身近に感じてもらうため、8月末までは特別価格で提供。

 さらに、なるべく多くの種類を味わってもらいたいと、嬉しいハーフサイズも期間限定でメニューにしています。

 2度目の土用の丑の日、韓国料理で夏バテ防止してみてはいかがでしょうか。