理科の解剖実験で変わった「定番」の生き物

私たちが通っていた学校の中で、いつの間にか変わっている物事が多々あります。今回は、学校にまつわる今と昔の違いについて紹介します。

かつて理科の解剖実験といえばカエルが定番でしたが、最近ではイカを使う学校が増えています。

イカは普段の調理でも、さばいて食べる食材。解剖をしたとしてもカエルと違って残酷さを感じられないため、理科の実験で採用されるようになったのだとか。

学校の身体検査で廃止されたものとは

学校で行われる身体測定。いつの間にか、座高測定が廃止されたことはご存知でしょうか。

座高測定が始まったのは、今から85年前の1937年。ところが「測定した数値が一切活用されていない」「健康管理とは無関係」といった声が続出しました。

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「意味がないのでは?」という声がありながらも79年間にわたって続いた座高測定。2016年を最後に、ついに廃止となりました。

卒業式で渡される証書にも変化が

卒業式で受け取る卒業証書。そのケースといえば、円筒タイプが定番でしたが、今ではホルダータイプが主流になっています。

ホルダータイプは卒業証書だけではなく、通知表や思い出の写真などを一緒に保管できるのが人気の理由なのだそうです。
「いつの間にか」あらゆる変化を遂げている学校現場。長年続いてきた「当たり前」も、見直しや改革によって廃止や変更が進められていることがわかりました。