日本の南の海上にある熱帯低気圧は今後12時間以内に台風に発達する見込みで、24日に東海地方に最接近します。

 日本の南の海上にある熱帯低気圧は、午前3時時点で中心気圧1002ヘクトパスカル、時速30キロで北西に進んでいて、今後12時間以内に台風に発達する見込みです。

 東海地方には24日未明から夜遅くにかけて最接近する見通しで、暖かく湿った空気が流れ込む影響で、24日の昼前にかけて広い範囲で雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みです。

 24日午前6時にかけて予想される24時間の雨量は、愛知で150ミリ、岐阜で100ミリ、三重で200ミリなどとなっていて、気象台は土砂災害や低い土地の浸水などへの注意を呼びかけています。

 JRは午前5時半時点で、紀勢線の多気駅から新宮駅間で下りは午前7時5分発、上りは午前7時47分発が最終となっているほか、一部の特急列車が運休します。